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投資信託 [ 注目の投信 ]

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ETFとは
- ETF(Exchange Traded Funds、株価指数連動型上場投資信託)は、機関投資家や証券会社から集められた株式の現物出資によって、日経平均やTOPIX(東証株価指数)などの株価指数の動きに連動するように運用する上場投資信託です。
- 2006年12月末時点で、ETFは日経平均連動型が4本、TOPIX連動型が3本、TOPIXコア30連動型が2本、業種別指数連動型が4本の合計13本あります。残高合計は4.1兆円に上り、インデックスファンドの2兆円を大きく上回っています。
- ETFのメリットとして、株式の現物出資により投信が組成されるので、ETFが組入銘柄を買い付ける手間が発生しないため、インデックスファンドに比べて信託報酬などのコストが低くなることが挙げられます。
- また、ETFの受益証券は証券取引所に上場しており、投資家はどの証券会社を通してでも、通常の株式と同様に指値注文、信用取引などの方法で売買することが可能です。
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ETFの空売りで、相場下落のリスクヘッジ(危険回避)
- ETFの信用売り(空売り)をうまく活用することで、相場下落リスクをヘッジ(回避)することが可能です。
- 例えば、保有している銘柄が相場全体の下落に連れ安すると予想される時には、ETFを空売りすることで、資産全体の損失額を限定することができます。
- これは、個別銘柄とETFの値動きにある程度の連動性がある場合、個別銘柄の値下がりによる損失をETFの空売りの収益でカバー(相殺)できるためです。
- このように、ETFの空売りをうまく活用することで、大切な保有銘柄をロスカット(損切り)しなくても済むケースがあります。
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「個別銘柄買い+ETF空売り」の投資手法
- 資産を守るリスクヘッジではなく、(信用)買いと空売りをうまく組み合わせて、積極的に収益獲得を狙う投資方法もあります。プロの運用の世界では、「ロング&ショート(買いと売り)」、「マーケットニュートラル(市場中立)」などと言われ、ヘッジファンドが良く使う投資手法です。
- ETFを活用するケースでは、個別銘柄の買いと同等金額のETFの空売りをすることでマーケットリスクを排除し、個別銘柄独自のリターン獲得を目指します。

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トヨタ自動車株の買いとETFの空売りで、シミュレーション
- トヨタ自動車株を買って、日経平均連動型ETFを同等金額空売りした場合を、シミュレーションしてみましょう。
2006年の投資シミュレーション(相場上昇局面)

- 2006年はトヨタ自動車株が好業績を背景に30%程度値上がりしましたが、日経平均は7%の上昇に止まりました。
- 「トヨタ自動車株買い+日経平均ETF空売り」の投資シミュレーションは11%上昇した格好となっています。トヨタ自動車株の値上がりが、投資シミュレーションの成績を押し上げています。
- 次は、ロング&ショート戦略が真価を発揮しやすい相場下落局面を見てみましょう。
2002年の投資シミュレーション(相場下落局面)

- 2002年は日経平均が19%も下落しましたが、トヨタ自動車は4%の下落に止まりました。
「トヨタ自動車買い+日経平均ETF空売り」の投資シミュレーションは、相場下落の状況下でありながら、7%上昇しました。ETFの空売りが、投資シミュレーションの成績に貢献しました。
- この投資手法では、その銘柄の上がる下がるは収益に関係なく、その銘柄が相場全体(ETF)に勝つかどうかがポイントになります。そのため、一般の株式投資と同様に、個別銘柄を分析する能力が重要となります。
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「個別銘柄買い+ETF空売り」のリスク
- ある程度相場に対して連動性がある銘柄でなければ、ETFの空売りで相場全体のリスクを排除することはできません。相場全体と著しく異なる動きをする銘柄はこの投資手法に向いていません。例えば、2006年、日経平均の値動きに関係なく、ひたすら下がり続けた新興市場の銘柄などは、ETFでヘッジすることは難しいといえます。
- また、信用買いした銘柄が値下がりし空売りしたETFが値上がりするなど、予想と全く逆に動いた場合、大きな損失を被る可能性があります。
- 執筆:QBR 清家 武(2007年2月) 掲載日:2007年2月20日
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