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中国・アジア新興国特集 [ 写真で見る変貌するインド ]

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【第3回】

女性のファッション

  インドの民族衣装としては、女性の着るサリーがよく知られています。インド映画の主人公は、肌もあらわなドレスを身にまとっていますが、実際のインド社会では体(とくに足)を見せることはタブーに近いといわれてきました。今でもサリーを着用する女性は大勢いますが、女性の社会進出や時代の変化とともに、選ばれる服装も変わってきているようです。

写真1 自分好みに仕立てるサリー

インドを代表するファッションといえば、色鮮やかなサリー。既製品も売られていますが、バザールやマーケット等で布を選び、自分好みの1着を仕立てることもできます。都市部では若い女性のサリー離れが進んでいるとされていますが、サリーの一大消費地であるチェンナイ(タミル・ナドゥ州)では、伝統的織物小売業者とサリー・デザイナーが工夫を凝らし、現代女性のニーズに合った製品を考案。ポケット付きサリーや色白に見える効果が期待できるサリーというものまで誕生しているようです。


写真2 働く女性の味方! パンジャビドレス

都市部では、働く女性を中心にパンジャビドレスを着ている人をよく見かけます。パンジャビドレスは、裾の長いブラウスと歩きやすいスラックスの組み合わせで、2メートル程の長さのスカーフを巻くのが特徴。サリーと比べても動きやすいので、颯爽と歩く姿が目につくでしょう。

では、インドの女性はサリーとパンジャビドレスだけで毎日過ごしているのでしょうか?


写真3 ショッピング・モールでお買い物

最近では、都市部の若者を中心に、ジーンズやTシャツ、キャミソールといった洋服に人気が集まっています。そんな流行ファッションの発信地の1つとなるのが、有名国産ブランドや、欧米スタイルの洋服を取り扱うショッピング・モールです。日本でもよく知られているマークス&スペンサーやZARAといった欧米発のブランドショップも次々と出店しています。


写真4 世界が注目するインド人デザイナー


▲インドの映画俳優の衣装を数多く手がけていることで知られるマニーシュ・マルホトラのWebサイト。インド国民の夢物語を映像にした娯楽映画は、社会現象にもなるほどインド国内に大きな影響を与えます。

インドに進出する海外ブランドが増える一方で、インドの伝統的な素材や技法を生かした作品で国際的な人気を博しているインド人デザイナーが数多く存在します。例えば、「ミス・インディア」のドレスを手がけていることで有名なリトゥ・クマールの作品のファンには、故ダイアナ妃を筆頭に世界のセレブリティが名を連ねています。また、“インドのジョン・ガリアーノ”とも賞賛されるマニーシュ・アローラは、欧米や中東のほか日本でも買い付けが行われています。インド国内ではファッションショーが開催され、世界的に有名なモデルのナオミ・キャンベルが、インド人デザイナーを賞賛したことも話題になりました。インドが持つ繊維素材や技術は世界から高く評価されており、今後もインドのファッション界からは目が離せません。



(掲載日:2011年01月13日)

株式会社インド・ビジネス・センター
1997年設立。インド進出、インド事業強化を検討している企業をあらゆる面でサポートするインドビジネス専門のコンサルティング会社。創刊14年目を迎えるインドビジネス専門の月刊誌「インド・ウォッチャー」の発行や、法人向けインドニュース配信サイト「ビジネスプレミアム」を運営。



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