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かば子

株式 [ 月イチ相場見通し ]

QSS:QUICK Survey Systemでは、相場見通しや注目している材料、投資スタンスなどを毎月、株式・債券の両市場関係者にアンケート調査をしています。

株式の場合は注目するセクターなど、債券の場合はデュレーションなど、毎月同じ設問をすることで、「強気」「弱気」などのセンチメントの変化を見ることができます。同時にタイムリーな話題を取り込んだ質問を設け、市場の注目点を探っています。

QUICK債券月次調査結果(6月)

★新発10年国債利回りはやや下方にシフト

 回答者の予想金利を前回調査と比較すると、新発10年国債利回りでみてやや下方にシフトした。相 場変動要因は、注目度では「海外金利」の比率が高まった。債券価格への影響を表した相場変動要 因の指数(50を超えると上昇要因、50を下回ると下落要因)では、「景気動向」の低下が続いた。主体 別では、「都銀・信託銀行(投資勘定)」の注目度がやや低下。債券価格への影響を表した主体別の指 数(50を超えると上昇インパクト、50を下回ると下落インパクト)では、横ばいの「外国人」を除く全主体 が低下した。ファンドの現在のウエートはやや上昇し、指数はニュートラルを示す50に接近した。組み 入れ比率の当面のスタンスはやや低下し、指数は現状維持を示す50になった。現在のデュレーション は基準通りを示す50を下回った。当面のデュレーションはやや短期化し、現状維持を示す50を2カ月 連続で下回った。債券種別では「国債」の注目度がほぼ横ばいで、「普通社債」が低下した。格付け別 スプレッド変化幅は最頻値でみて、いずれも0.000bpだった。注目セクターの注目度ではAA格が低下し た。信用リスクに対するスタンスでは、「より高い格付のものにシフト」が上昇した。今後1年間、2年 間、10年間平均のCPIコア変化率は、それぞれ単純平均で0.13%、0.41%、1.00%だった。

★3次補正で国債10兆円増発、市中消化額は5兆〜6兆円増の見方

編成される見通しである2011年度第3次補正予算について、国債増発額や格付けへの影響などを 聞いた。補正予算編成に伴う国債増発額の予想は、総額で0〜30兆円と回答の幅は広がったもの の、10兆円との回答が最も多かった。単純平均では9兆5980億円になった。そのうち市中消化額は最 頻値で5兆円、単純平均で6兆500億円だった。財源として最も望ましい順番は、「消費税の税率の引 き上げ」を1位とする回答が44%で最も多かった。一方で、「所得税の増税」「資産売却」を3〜4位とす る回答が多かった。格付けについては、海外の格付け会社が2011年度内にA+(シングルAプラス)ま で日本国債の格付けを引き下げるとの見方が53%と過半数を超えた。一方で、日本の格付け会社は 2011年度内に日本国債を格下げしないとの見方は77%と多かった。


【調査期間】2011年6月28日〜6月30日

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