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FX・CFD [FX 中級編]【第10回】損したらどうすれば良いの?FXを始めるにあたって、誰もが思うのは、「損をしたらどうすればいいのか」ということ。やはり損はしたくない。でも、為替レートは常に変動を繰り返している。そうである以上、常に損をするリスクはつきものだ。大事なことは、再起不能になるような、大きな損を出さないこと。そのためには、どういう対処が必要なのかを考えてみよう。
「いよいよFXにチャレンジ!と言いたいところなんだけど、やっぱり損をするのが怖いんですよね〜」
「それは誰もが思うこと。でも、損することを怖がってばかりでは、いつまで経っても FXで資産運用をすることなんて出来ないよ」
「それは分かっているんですけど・・・・・・。でも、やっぱり損はしたくない」
「絶対に損をしたくないと考えるのではなくて、仮に損が出たとしても、致命的なダメージを受けないようにすることを、まずは考えることが大事」
「どうすればいいんですか?」
「とにかくFXでの資産運用は、大きく儲けることを考える前に、負けないよにするための工夫が大事なんだ。それには、損切りするということを覚えなければならない」
「でも、損切りって、損したからそのポジションを切るということですよね。どっちにしても損するじゃないですか」
「そうなんだけれども、為替のトレードって1回限りのものじゃないでしょ。たとえば半年、1年という期間を通じて、最終的に利益が出ればいいのだから。そのなかでは、損をすることもあれば、利益を得られることもある。ここで大事なことは、損小利大という発想なんだ」
「損小利大?」
「つまり、出来るだけ損を小さくして、利益は伸ばす。そうすることによって、途中では何度か損を出したとしても、結果的に利益を計上することができる。利益を出来るだけ大きく伸ばすためには、それはそれで難しいことなのだけれども、FX初心者の場合は、まず損を出来るだけ小さくするということから始めてみてはどうだろうか」
「そのために損切りが必要ということ?」
「その通り。自分でこれだけ損が出たら、その時点で取引を止めるというルールを決めておく。あとは、それを忠実に守るだけ。とにかく、損が出ると、多くの人はいつか元に戻って損を回復できるのではないかという根拠の無い期待を抱いてしまいがちなのだけれども、これまで僕が見てきた限り、そういう期待を抱いて、その通りになった試しはほとんどないね」
「でも、それも悔しいなあ」
「FXの場合、あらかじめ、これ以上の損失が生じると、ポジションを持ち続けることができなくなるというロスカット・ルールがある。現物株式なら、損失がいくら膨らんでも、長期投資することによって損失が回復するのを待つことができるけれども、 FXの場合、損失額が一定以上に膨らむと、強制的に取引を終了させられてしまう。そこまで損失が膨らんだら、投資している金額にもよるけれども、かなりのダメージを受けてしまうよ。だから、そうなる前に、取引を止めるというルールにもとづいて逃げを打つというわけさ」
「なるほどね。やっと損切りの大切さが分かりました」
<川瀬先生のワンポイントレッスン>
執筆:MoneyLife(掲載日:2010年06月08日) この特集のバックナンバー
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