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ビギナー [ 外貨預金 ]

- 外貨預金は自由金利商品でも有り、国内預金にない「高金利」と「為替差益」による高い収益性を期待することができます。一方で、様々なリスクを持った商品である点を理解する必要があります。以下、マイナス点という観点から考えてみましょう。
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預金保護の対象にはならない…
- 国内銀行の扱う円預金に関しては、万が一預け入れた銀行が倒産したとしても預け入れた元本1000万円とその利息までは保護される制度(〜預金保険制度=ペイオフ)の適用が受けられますが、外貨預金の場合はその制度の適用対象外商品となります。今後も頻繁に銀行の倒産が発生する可能性は低くなりますが、外国銀行の国内支店で販売する外貨預金も同様の扱いであり、金利が高いというだで預け入れる銀行を選択することは避けた方が良いでしょう。
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為替の変動により損をする危険がある…
- これはメリットと表裏の関係になりますが、期待できる収益性が高い商品は同時に損をする可能性も高いということを理解しておく必要があります。第6回で使用した例を参考に、1年後の為替相場が10円「円高」になった場合を想定します。
米ドル1年もの定期預金 金利=3.83% 預け入れ時の為替相場【TTS】=115円/$ ( TTB=113円) 払い出し時の為替相場 【TTB】=123円/$ (TTS=125円)
- 運用米ドル金額=43,479ドル(5,000,085円〜@105円)
- 1年後の利息額=1,665.2ドル(43,479×3.83%)
- 1年後の元利合計額=45,144.2ドル
- 払い出し時の為替相場の円換算額=4,649,852円(45,144.2×103円)
- 預け入れ時の為替相場適用の場合=5,101,294円(45,144.2×113円)
- 10円「円安」になった事で、451,442円の損が生じます。
10円「円高」になると利息を加味しても 350,148円元本割れする
- つまり、表面上の金利がいくら高いからといっても、預け入れた期間が経過した時点の為替相場によって「円高=円の価値が高まる」可能性が高ければ損をする危険性も高まるということであり、表面金利が低くなれば円高による損失の可能性も高くなる点に留意する必要があります。
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為替手数料がかかる…
- 為替相場とは何?でも説明しましたが、外貨を円に換算する際にかかる手数料が問題となります。ニュース等で発表となる為替相場は仲値といわれるものですが、外貨預金に預け入れる際の交換レート(TTS)と外貨預金を引き出す最の交換レート(TTB)ではそれぞれ差が有ります。米ドルの場合は一般的にそれぞれ1円が手数料となりますので、往復で2円の手数料がかかる点を考える必要があります。仮に1米ドルが100円とした場合、往復で2円、年利にすると2%相当のコストがかかっていることになります。つまり、即日に解約したとしも2万円のロスが発生することとなり、運用金利が2%以下であれば円高・円安に関係なく手数料により元本が割れる結果となるのです。

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