――くりっく365全体の売買高は2010年5月に過去最高を記録するなど、活況が続いています。御社の取引状況はいかがですか。
藤江氏今年1月現在、当社のお客さまのくりっく365全体に占める取引量のシェアは11.7%でした。それが6月には26.0%まで大幅に拡大しております(グラフ1参照)。市場でのシェア拡大もそうですが、お客さまからの預かり証拠金が着実に増え続けていることが当社の評価を表していると考えています(グラフ2参照)。預かり証拠金が増えているということは、当社をずっと支持して使っていただいているお客さまが着実に増えているということですから。
――確かに預かり証拠金も着実に増え続けていますね。
その理由はどこにあるとお考えですか。
藤江氏当社は2007年4月にオンライン専業証券として初めて、くりっく365(岡三オンラインFX)の取扱いを始めました。当時のFX市場は、どちらかというとハイレバレッジでハイリスク取引というイメージがありました。その中でくりっく365は、初めて公設の取引所が提供したFXで、安心感にくわえて、税制優遇が受けられるというこの商品を広く一般の投資家の皆さまにもご提供したいと考えました。くりっく365は、複数の金融機関から提示された為替レートの中で最も有利なレートを提供しており、スワップポイントの優位性も高く、投資家にとって非常に有利な商品です。その商品をどこよりも低コストで提供してきたことによりアクティブトレーダーのお客さまを中心に高い評価をいただいてきました。


――アクティブトレーダーから支持層が広がっていった。
藤江氏当社の考え方に、「業界最低水準の手数料で最高水準のトレード環境を」というのがあります。毎日アクティブに取引をされるお客さまにとって手数料は、無視できないものです。ですから、当社は常に業界最低水準の手数料を維持してきました。また、今年の3月にリリースしたくりっく365の新システムでは、お客さまからの要望を募集してホームページで「お客さまからの要望と当社対応について」という形で公開し、ひとつひとつお客さまからいただいた要望をカタチにしてきました。厳しいご意見もありましたが、当社に対する期待だと真摯に受け止め、お客さまのニーズにお応えしながらサービスを提供した結果が、お客さまからの高い評価につながったと考えています。
――最近は、情報提供や投資啓蒙のコンテンツ・サービスが手厚くなってきた感があります。
藤江氏FXは最近、その位置づけが大きく変わっています。多くのお客さまにFXが浸透し、初めての投資がFXだったという方も増えています。アクティブトレーダーから投資初心者まで、FX市場が大きく広がったわけです。わかりやすい、シンプル、身近、いつでも参加できる、そして低コスト――。情報提供や機能を含めて、お客さまの投資経験や資力に合わせてサービスを拡充していくことが、当社の使命だと考えています。その意味でも、FX初心者のお客さまに向けたサービス・機能は今後、拡充していく予定です。
――取引手数料は2010年6月現在、ボリュームディスカウントを採用し73円〜52円。
手数料体系は業界最低水準です。
藤江氏ボリュームディスカウント手数料は、当月の取引数量に応じて1枚あたり52円まで下がります。取引を多くされるお客様のコストをできる限り抑えたいという考えです。7月29日までに岡三オンラインFXの口座を新規に開設すれば、キャンペーン手数料として同じく28円で取引できます。これからFXを始めるお客さまにも参加しやすいように取引コストについては、今後も常に低水準を追求していきます。
――低コスト体系が大きな魅力のひとつということですか。
藤江氏お客さまの声をカタチにするのが当社の基本的な考えです。投資コストはもちろんですが、投資情報の充実や取引画面のわかりやすさとスピード、取引会社として安心していただける経営など、お客さまからは、さまざまなニーズやご意見があります。低コスト化の追求はあくまでその一環です。

――この8月からはFXの取引規制が始まります。
藤江氏FX市場全体の透明性がさらに高まるという意味において、当社では大歓迎です。前述したように、いまやFXは投資のエントリー商品になりつつあります。今後はさらに新しいお客さま、投資初心者のお客さまがFX取引を始めやすくなるのではないでしょうか。
――FX初心者の拡大には、提供する情報の中身と提供方法が大事になります。
藤江氏お客さまの投資経験や知識、資力などによって、情報の価値は変わってきます。たとえば、長期投資を志向するお客さまであれば長期間のチャート分析やファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)が有用です。一方デイトレーダーや短期売買のお客さまであれば、材料(ニュース等)で相場がどう反応するかを重視します。
――初心者は投資の選択肢だけでなく、
FXに慣れるためのコンテンツや投資判断の指標があるとうれしいかもしれません。
藤江氏そうですね。当社FX事業部部長・武部力也によるブログ「力也のFX道場」では、毎日、タイムリーなマーケット情報や投資判断のポイントを解説しており、今後は、初心者向けの動画セミナーや東京金融取引所内のセミナールームを活用した対面セミナーなども予定しております。またブログでは、口座をお持ちのお客さまからの質問や相談も随時受け付けています。他にも当社サイトでは毎週月曜日、T&Cフィナンシャルリサーチの吉田恒氏による為替予測「FXナビ」を動画で配信しています。これは1週間の市場を簡単に総括しながら今後の相場動向を予測・解説するもの。同じく吉田氏の当社書き下ろしブログ「FXの真実」(毎週金曜日更新)と合わせて定点観測すれば、為替市場への理解や親しみが増すのではないでしょうか。
――グループである岡三証券からの情報提供も豊富にあります。
藤江氏創業87年の歴史をもつ岡三証券グループの中核である岡三証券には、投資情報部門があり、その情報力を最大限に活用できることも当社の強みのひとつでしょう。岡三証券グループの特徴として、できる限り絶対値的な情報を明確に提供する志向が挙げられます。たとえば株式では、ベンチマークとの相対的な値動きではなく、いまからいつまでに、いくらぐらい動くかを提供する努力をしています。為替に関しても同様です。当社に口座をお持ちのお客様であれば、株式、為替に限らず、すべてのレポートを無料でご覧いただくことができます。
――今後考えているFX初心者に向けたサービスや施策は。
藤江氏今年8月には、低レバレッジコースの提供を始めます。これは、お客さまの投資経験や資力などから当社が判断してお勧めするものです。運転免許の教習所のイメージ。低レバレッジコースのスタートと同時に、お客さまご自身がロスカット率を任意で設定できるような機能も追加する予定です。上級者向けのサービスとしては、お客様からご要望の多かった発注性能に特化したツールの導入やiPhone、iPad対応、システムトレード機能などを2010年冬の導入に向けて準備しているところです。
[ 免責事項 ]
●商号:岡三オンライン証券株式会社/金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第52号●加入協会:日本証券業協会、(社)金融先物取引業協会●リスク:外国為替証拠金取引は預託した証拠金の額を超える取引ができるため、対象通貨の為替相場の変動により損益が大きく変動し、投資元本(証拠金)を上回る損失を被る場合があります。外貨間取引は、対象通貨の対円相場の変動により決済時の証拠金授受の額が増減する可能性があります。対象通貨の金利変動等によりスワップポイントの受取額が増減する可能性があります。ポジションを構成する金利水準が逆転した場合、スワップポイントの受取から支払に転じる可能性があります。為替相場の急変時等に取引を行うことができず不測の損害が発生する可能性があります。システム、通信回線等の障害により発注、執行等ができず機会利益が失われる可能性があります。●証拠金:発注証拠金は、取引所が定める為替証拠金基準額に当社が合理的と認める額を加算した額とします。発注証拠金に対して1取引単位(1万又は10万通貨)の取引が可能です。発注証拠金・取引単位は通貨ごとに異なります。取引所FXの為替証拠金基準額は、取引所により市場リスク等の算定に基づき適宜改定されるため、発注証拠金の額を事前に示すことはできません。Webサイトで最新のものをご確認ください。●手数料等諸費用の概要:取引手数料(税込)は、1取引単位あたり73円(取引枚数により段階的減額あり)です。スプレッドは、通貨ごとに異なり、為替相場によって変動します。Webサイトで最新のものをご確認ください。●お取引の最終決定は、契約締結前交付書面、目論見書等およびWebサイト上の説明事項等をよくお読みいただき、ご自身の判断と責任で行ってください。身の判断と責任で行ってください。
「くりっく365」の取引リスク
●預託すべき証拠金の額に比して、取引金額が大きいため、為替相場の状況次第で、差し入れた証拠金以上の損失が発生する可能性があります。
●二国間の金利水準が変動すること等により、保有するポジションのスワップポイントの受取額が減少し、または、支払額が増加する可能性、更には金利水準の逆転によりスワップポイントを受け取っていたポジションで支払いが発生する可能性もあります。
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